気を配る

【漢字】気を配る
【読み】きをくばる
【意味】いろいろな場面で気使う。
【例文1】赤ちゃんのご機嫌取りに気を配る。
【例文2】よちよち歩きの子どもに気を配る。

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気を配ることが自然にできる人

以前勤めていた職場に、気を配るのがとても上手な人がいました。その人はいつも明るく笑顔で、先輩には可愛がられていましたし、後輩の面倒もよく見ていて、誰からも好かれていました。なかなかそんな人いないと思うのですが、彼女が素敵だったのは、気を配るのが自然で、気を配ること自体がその人の特徴という感じで違和感がなかったからだと思います。
もし、意識して気を配ろうとすると、違和感が出てしまうし、もっとひどいと嫌味っぽくなってしまいます。また、ついつい見返りを求めてしまい、気疲れするかもしれません。そうならずに、自然に気を配れるあの人は、どういう人なのか考えてみました。
そこで気付いたのは、気配り上手な人は、とにかく人が好きということ。どんな人に対しても親しみを持てる心の温かさがあります。そして、その人自身が愛されていること。愛されているから、人を好きでいられて気を配る余裕があるのです。つまり、気を配る→人に好かれる→心に余裕ができまた気を配れるという、いい循環ができているのではないかと考えました。
では、自分が人に気を配れるようになるにはどうしたらいいか。それは、まずは自分を肯定してあげることから始めるのです。自分を好きになれて初めて人を思いやれる心の余裕を持てるからです。

気を配ることで仕事の効率アップ

今まで、いかに自分主体の考えしか出来ていなかったかがよくわかりました。ここ最近は色々と新しい人との出会いがあったのですが、これが良い出会いばかりだったんですよね。そのため、素直に気を配ることが出来ていたと思います。やっぱり話を聞いてくれない方とか、仕事を進めていくうえで良い関係を築くのが難しい方もいます。そういった煩わしさから開放されたような気持ちでした。
しかし、こうして気を配ることで相手に感謝され、仕事も良く進むことに気付いたんですよね。相手の人柄が良いことはもちろんですが、それは向こうが大人だからこちらに気を配ってそうしてくださっているのかもしれません。そう思うと、何だか急に恥ずかしくなってしまいました。
それからは、ちょっと苦手な方とも積極的に話すように。こちら側が気を使うと、たしかに面倒な方もいますが、気持ち良く仕事をしてくれるようになった方もいます。おかげで仕事の効率がすごくアップしました。こういうのが大人になるってことなのかな、とふと思いましたね。どうせ本人に面と向かって文句が言えるわけではありません。それならイライラするのではなく、相手のご機嫌を良くさせることで仕事を円滑に進めるというのもアリなのですね。