親方日の丸

【漢字】親方日の丸
【読み】おやかたひのまる
【意味】倒産の心配もなく国が面倒みてくれる公務員の気楽さを皮肉まじりで言う言葉。
【例文1】いいよな。自営業の俺と違って安定な親方日の丸のお前は。
【例文2】親方日の丸に就きたいもんだよ。
【例文3】いいよな。老後は親方日の丸で。

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親方日の丸でダメになる人材について

親方日の丸という意味は、企業のバックには日本という国家がいて倒産する心配はない、という考えのもとで動く公務員などを皮肉った内容のことをいいます。
例えば、銀行や飛行機の会社など、大手と呼ばれた企業が倒産した際、最終的にはその企業を支援するために巨額の税金を投入し、会社を再生していきます。
なんとも理不尽な内容です。
特に日本航空への支援については、不公平感がでてしまい、税金投入による会社再生のほか、3年間税金を優遇されたりとやりたい放題です。
こうして事業に失敗した企業を救うことを是とする政府には腹立たしいことばっかりです。
さらに税金を優遇されつつ、一方で社員に対してはボーナスを出していたりします。
これで本当に良いものなのでしょうか。
町工場を経営している方がこのような理不尽な施策で、企業を救うの手段に対しては憤りを感じられているのではないでしょうか。
ただでさえ、資金繰りが難しく、銀行もなかなか資金を貸し付けしてくれない状況において、平気で億単位の不良債権を免除するのは、不公平感が満載であると思います。
企業を支援するのはよいですが、やり方を不公平のないようにしなければなりません。