猫に鰹節

【漢字】猫に鰹節
【読み】ねこにかつおぶし
【意味】猫の近くに鰹節を置いとくとすぐ食べられる。つまり手の届く範囲にあり油断できない状況をいう。
【例文1】お客さんに出そうと思っていた老舗店のお菓子をいつもの棚に置いていたら、子どもに食べられていたとは猫に鰹節だ。
【例文2】いくら大親友だからってロッカーに鍵をかけないなんて猫に鰹節だよ。
【例文3】そりゃテーブルにケーキ置いてたら猫に鰹節だよ。

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「猫に鰹節」の意味をずっと誤解していた

昔テストで「猫に鰹節」の意味を答えなさいという問題があり、無知だった私は「大好物のこと」と一言かいて一家の笑いものになりました。
というのも私は昔から猫を飼っていて、うちの猫がかつおぶしに目がなかったからです。
いつもキャットフードをあげていたのですが、たまに鰹節のパックを振りかけてやるといつものエサの食いつきとは全然違うのです。
そんな思いでもあって「大好物のこと」と書いてしまったわけですが、本来の意味は全く違います。
まぁ、大好物であること自体は間違っていないのですが、本来の意味は「油断できない、危険な状態の事」を指します。
由来としては鰹節を猫のそばに置いておくと、すぐに食べようとしてしまうことからそういうようになったので、大好物という部分は別に間違っていないのですが、
ことざわの意味としての回答だとこれはやっぱり間違いですね。
ところで猫に鰹節、好物というのは間違っていないわけですが、実は猫にとってはあまり体によくないそうです。
鰹節にはミネラルが含まれており、しかも人間用のかつおぶしって味付けされているせいか塩分も入っています。
うちも毎日はあげていなかったですが、あまりあげすぎていると尿管結石などの病気にもかかりやすくなってしまうので飼い主さんたちは注意してあげてくださいね。