お茶を濁す

【漢字】お茶を濁す
【読み】おちゃをにごす
【意味】その場をしのぐために、適当な言葉や曖昧な言い方をする。
【例文1】年収を聞かれて平均的ですよとお茶を濁す。
【例文2】プライベートの質問にお茶を濁す。
【例文3】お茶を濁して誘いを断る。

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お茶を濁さなければいけないような質問をされる

私は過去を振り返ってみると、お茶を濁すような言葉を発していたこともありました。

自分にとって触れられたくない話題をわざわざ振ってくる人もいます。
今思えば、そういう人もどうかと思いますが、やはりそういう場面では適当にお茶を濁していました。

しかし、ある時からハッキリと自分の意見を言うようになりました。
それを聞いて相手が変な反応をすると、「だから何?」と返すこともありました。

そこまで行くと、相手は何も言い返さなくなってしまいます。
本当や好奇心いっぱいでやり込めたい気持ちがあったのかもしれません。

しかし、こちらが先に開き直ることで、相手は言う言葉がなくなってしまったのかもしれません。

このような会話はしていても、あまり心地の良いものではありません。
また、相手に嫌な質問をされて、たとえその場は上手くお茶を濁せたとしても、相手に言われたことがしばらく頭から離れなくなってしまうことがあります。

お互いが嫌な気持ちにならないためにも、誰かを責めるようなことを言わないようにしたいものです。
自分は出来て当然かもしれませんが、世の中にはそれが出来なくて悩んでいる人もいます。

いろいろな人がいることを踏まえて会話をすれば、お茶を濁さなければいけない場面も少なくなると思います。

人からの相談事でお茶を濁すことがあっても

いきなり友人から相談事をされて、特に何の解決策も浮かばなかった場合、仕方なしにお茶を濁すような発言をすることもあると思います。ですが相談事というのは、男女によって意味合いが異なる傾向があると考えられます。

たとえば男性が相談をしてくる目的というのは『解決策がほしい』場合であることが多いです。そのため男性から相談事をされたときは、その場を取り繕うような発言ではなく、考えが思い浮かばないことを素直に告げるか、些細であっても思い浮かんだ策を提案してみて良いかもしれません。
一方で女性が相談をしてくる目的は『自分の悩みに同調してほしい』という意味合いが大きいです。相談事をしてくる女性というのは、既に自分の中で解決策や結論を出していることが多いです。むしろ解決策を提案すると、逆に女性から反論されることもありますよね。ですので女性から何か相談を受けた際は、自分なりの考えを発言した後に、女性の意見に同調してしまうのも有りとは思います。たとえ自分がお茶を濁すような発言をしたとしても、相手の女性は気にしないかもしれません。

もちろんですが、上記のことが全ての男女に当てはまるわけではありません。人によって違うでしょう。ですが友人の悩みなら真摯に応えたいものです。とはいえ毎回、真面目に相談事を聞いているのも自分が疲れてしまいます。ですから友人から悩みを受けた際、もしも自分がお茶を濁すような発言をしてしまったとしても、相手によってはそれを気にしない人がいると考えれば、人から相談を受けるのも少し楽になるかもしれません。