恩を売る

【漢字】恩を売る
【読み】おんをうる
【意味】見返りや利益を期待して人を助ける。
【例文1】落し物を届けて恩を売る。
【例文2】あざとく恩を売る。
【例文3】見返りを期待して恩を売る。

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これをしてあげたから何々をよこせという

人助けをするときは、恩を売る人と無償で行う人とに分かれます。ボランティア活動などは見返りを求めないで人助けをしていくので、恩を売るのとはちょっと違います。恩を売るのはこれをしてあげたから何々をよこせという状態です。ビジネスならしてあげたことに対して対価を要求するので恩を売るのは当たり前です。
しかし相手が恩を売られるのを知らないで、何かをしてあげたあと恩を売ってしまうとトラブルの原因となってしまいます。親しい友達同士で恩を売ると仲間割れしたり最悪喧嘩になることもあります。恩を売るときは相手方に事前に見返りを求めることを伝えておくことが大切です。忘れた頃に恩を売る人もいます。何年も前にしてもらったことなど普通は忘れてしまいます。でも恩を売るような人はいつまでも覚えているものです。人間というのはしてもらったことは簡単に忘れ、してあげたことは恩を売るまで覚えているものです。何年も前にしてあげたことで恩を売られると頭にきてしまいますが、してもらったときにお礼だけでいいのか、恩を売られないように何かお返しをした方がいいのか、相手によってよく考えておいた方がいいかもしれません。恩を売らなくても、回りまわっていい結果は付いてくるので無償の思いやりで接してあげることが大切だと思います。