頭が低い

【漢字】頭が低い
【読み】あたまがひくい
【意味】偉そうにしない。謙虚である。
【例文1】彼女は営業成績ナンバー1ですが頭が低い。
【例文2】営業担当者は頭が低い。
【例文3】サービス業は頭が低い。

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頭が低いと頭が高い

頭が低いとか腰が低いは、どちらも低姿勢な状態、謙虚な様子を指します。
電話口でぺこぺこと頭を下げるのを見かけると、それが身に染み付いてしまっていることが伺えます。
目の前にいるわけでもない人に対しての低姿勢、なんとも珍妙な光景ですが他人事と笑える人は多くないでしょう。
頭が上がらないという言葉どおりに、立場的にどうにもならない上役は誰にでも一人や二人いるものです。
自分より偉い人間などいないなどとうそぶける人は余程狭い世界で生きているのでしょう。
もしくは恩義を知らぬが記憶力が著しく弱いものと思われます。
殊更に卑屈に振舞う必要も無いのでしょうけれど、無理をしてもあまり意味が無いように思えます。
逆の意味で頭が高いという言葉もありますが、使われるのは時代劇など封建的な社会構造の中が多いです。
「頭(ず)が高い、控えおろう」というセリフから分るように、立場が上の方の人が使う言葉です。
自分は偉いんだぞと主張したいのでしょうけれど、端から見ると何とも安っぽい偉さに受け取れます。
権力を嵩にきてすき放題やってやると宣言しているようなもので、到底受け入れられるものではありません。
それでも我侭を通すだけの暴力的な権限を持っているのでしょうけれど、まず敬われることは期待できない存在です。

謙虚で頭が低いご当地キャラ

わたしはふなっしーが大好きです。
ふなっしーの最大の魅力はその謙虚さにあります。
ふなっしーの全盛期は超えたと言われています。
実際最近テレビなどのメディアへの露出は少なくなりました。
ふなっしーの下積み時代はそれは過酷で、どこへ行っても不審者扱い、子どもには泣かれ、イベントにすらなかなか出られませんでした。
そんな時手を差し伸べてくれたのはご当地キャラ仲間。
ふなっしーは仲間の助けあってご当地キャラの頂点に上り詰めたと言っても過言ではありません。
その後ふなっしーはたくさんのメディアに出て知名度を上げます。その頭の良さと笑いのセンスを発揮し、テレビで見ない日はないぐらい多忙となりますが、その謙虚さは変わらず、頭が低い、律儀なご当地キャラふなっしー。そのキャラクターはぶれることはありませんでした。
あの時手を差し伸べてくれた仲間を自分が出演するテレビ番組に呼ぶ、どんなに知名度が上がっても片田舎のイベントにも出向いていく。
今、メディアに出なくなったふなっしーに、一定数の固定ファンはしっかり付いています。
彼の人気の秘密はそこにあります。
破天荒キャラに垣間見える義理堅さ、謙虚さ、頭の低さ。彼に一生ついて行きます。