夢枕に立つ

【漢字】夢枕に立つ
【読み】ゆめまくらにたつ
【意味】故人が夢に現れてお告げをする。
【例文1】亡き祖母が夢枕に立った。何を言いたかったのだろうか。
【例文2】お墓参りをして亡き祖父がありがとうと夢枕に立つ。
【例文3】父が夢枕に立つと良い事が起きる。

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夢枕に立つ祖父

夢枕に立つとは亡くなった故人が夢に出てくることを言います。
私の祖父は30年前に倒れたさいに頭を強打したまま意識が戻らずそのまま亡くなってしまいました。電話で知らされた母は泣きながら私と弟をたたき起しお父さんの運転で駆けつけましたが、看取ることはできませんでした。当時小学生の私はただただ悲しかっただけですが、成人して法要が営まれた時、祖父の思い出話がでました。墓参りをして身内が料亭に集まりました。料理をいただきながら、母の兄弟たちがしんみり語り始めました。病気もしていない祖父は倒れたばかりに頭を強打して突然逝ってしまってさぞ無念だっただろうに・・家族にも伝えたかったことがたくさんあったでしょうに・・終始祖父の思い出話も時間が来て喪主のあいさつでお開きとなりました。
わたしは普段夢を見ません。見たような気もするけどはっきりは覚えていません。なのに法要の晩は姉妹と祖父母で庭で遊んでいた夢を見ました。現在の祖父母宅は立て替えて外見も庭も減築されて駐車場になっています。しかし夢では昔の古い大きな家と庭でした。体格がよく少し強面の祖父でしたが、夢では笑っていました。まるで今日はありがとうねと言っているかのように。