「水際立つ」とは、周囲のものとはっきり区別されるほど、優れている様子を表す慣用句

「水際立つ」とは、周囲のものとはっきり区別されるほど、優れている様子を表す慣用句です。

読み方: みずぎわだつ

意味:

  1. 水辺の境界線がくっきりと見えるように、物事の区別がはっきりしている様子を表す。
  2. 周囲のものとはっきり区別されるほど、優れている様子を表す。

例文:

  1. 区別がはっきりしている様子:
    • 白黒はっきりさせる必要がある問題なので、曖昧な態度は水際立つ。
    • 善悪の判断が水際立つ事件だった。
    • 彼の責任は水際立っている。
  2. 優れている様子:
    • 彼女の才能は水際立っている。
    • 彼のリーダーシップは水際立っている。
    • 新しい技術は従来のものより水際立っている。

類語:

  • 歴然
  • 明白
  • 際立つ
  • 卓越
  • 傑出
  • 峻別

対義語:

  • 曖昧
  • ぼんやり
  • 混同
  • 紛らわしい

補足:

  • 「水際」は、水と陸地の境界線を表す言葉です。水際がくっきりと見えることから、物事の区別がはっきりしている様子を比喩的に表現した慣用句です。
  • 「水際立つ」は、ポジティブな意味だけでなく、ネガティブな意味でも使われることがあります。例えば、「彼の発言は水際立って不愉快だった」というように、周囲とはっきり区別されるほど、悪い印象を与える場合にも使われます。

参考URL:
水際立つ(みずぎわだつ)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書