梃子でも動かない

【漢字】梃子でも動かない
【読み】てこでもうごかない
【意味】どんな事があっても自分の主張を変えない。
【例文1】彼は頑固者で、梃子でも動かない。
【例文2】梃子でも動かないから損をする。
【例文3】梃子でも動かないから無駄な話。

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梃子でも動かないランボルギーニ

自動車メーカーの中の僅かな頂点のような立ち位置にあるスーパーカーメーカーのランボルギーニ社は二酸化炭素排出を中心とした環境問題に対して梃子でも動かない姿勢を持っている面があります。ライバルのスーパーカーメーカーフェラーリが環境問題に対応するためハイブリッドカーを導入したのに対し、販売台数が非常に少なく、趣味の乗り物となっているスーパーカーに環境問題対策は不要という姿勢でハイパワーのスーパーカーを作り続けていました。また、ポルシェなど他のスーパーカーのメーカーが中東などの需要に合わせて悪路走行などに強く、ドアが多く、多人数が乗車可能なSUVを出していったことに対しても、ランボルギーニ社は自分の路線を貫いて悪路ではとても走れないようなドアが二枚で二人しか乗れないタイプのスーパーカーだけを作り続けており、市場の環境に対して梃子でも動かない姿勢というのはこういうことだなと思わせます。ランボルギーニのようなスーパーカーしか作っていないメーカーというブランドにはこの梃子でも動かない姿勢はある程度プラスになる面があり、急に燃費を重視したコンパクトカーを発表した場合はユーザーやファンからあま歓迎されることはないでしょう。