「無くて七癖」とは、どんな人でも、多少の癖は必ずあるということ。
意味:
- どんな人でも、多少の癖は必ずあるということ。
- いかにも癖がないように見える人でも、よく観察すれば、いくつかの癖は見つかる。
読み方: なくてななくせ
類義語:
- 無い物ねだり
- 七難隠す
- 人は十人十色
対義語:
- 完璧
- 非の打ち所がない
- 欠点がない
例文:
- 彼一見、真面目そうに見えて、実はなくて七癖で、結構変わった人なんだ。
- 誰にでも、なくて七癖くらいはあるものだよ。
補足:
- 「七」は、「たくさん」という意味を表す慣用表現です。
- このことわざは、人の個性や多様性を肯定的に捉えた表現と言えるでしょう。