「薄氷を踏む」とは、非常に危険な状況に置かれていることを表す慣用句

「薄氷を踏む」とは、非常に危険な状況に置かれていることを表す慣用句です。

意味

  1. 非常に危険な状況に置かれていること。
  2. 失敗すれば取り返しがつかないような状況で、慎重に行動していること。

解説

「薄氷」は、厚さがほとんどなく、すぐに割れてしまう氷のこと。そのような氷の上を歩くことは非常に危険であり、一歩間違えれば、奈落の底に落ちてしまう可能性があります。

例文

  • 会社の経営は、今まさに薄氷を踏む状況だ。
  • 彼の手術は、成功するかどうか薄氷を踏むようなものだ。
  • 彼女は、新しいプロジェクトを成功させるために、薄氷を踏む思いで取り組んでいる。

類義語

  • 綱渡り
  • 危うい
  • 瀬戸際
  • 崖っぷち
  • 一歩間違えれば

対義語

  • 安全
  • 安心
  • 安定
  • 盤石
  • 確実

参考URL:
薄氷を履む | 会話で使えることわざ辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス

その他

「薄氷を踏む」は、非常に緊張感があり、慎重な行動が求められる状況を表す表現です。

例文

  • 彼は、スピーチの前に薄氷を踏むような思いだった。
  • 選手たちは、優勝を懸けて薄氷を踏む戦いを繰り広げた。