「和して同ぜず」とは、人と協調しながらも、自分の意見や信念を曲げないこと。

「和して同ぜず」とは、人と協調しながらも、自分の意見や信念を曲げないこと。

読み方: わしてどうぜず

意味:

  • 人と協調しながらも、自分の意見や信念を曲げないこと。
  • 調和を重視しながらも、主体性を失わないこと。

出典:

  • 論語「子路」

解釈:

  • 「和」は、人と仲良くすること、「同」は、同じになること。
  • 君子は、人と協調し、争いを避けようとするが、自分の意見や信念を曲げたり、周囲に同調したりすることはしない。
  • 異なる意見を尊重しながらも、自分の考えをしっかり持ち、建設的な議論をすることが重要。

例:

  • 会議では、積極的に意見を出し合い、議論しながらも、最終的には多数決で結論を出す。
  • チームワークを重視しながらも、自分の役割を果たし、責任を果たす。
  • 友人の意見を尊重しながらも、自分の価値観を押し付けない。

参考URL:
故事百選