みこしを担ぐ

【漢字】みこしを担ぐ
【読み】みこしをかつぐ
【意味】おだててその気にさせる。
【例文1】みこしを担いで上司が宴会代を払う。
【例文2】みこしを担いで地域の役員を決める。
【例文3】妻にみこしを担ぐ。

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みこしを担ぐの言葉の意味と使われ方

みこしを担ぐの言葉の意味ですが、特に使われるのが会社の上司や自分より高い地位についている人に対して、その人をおだてたりまつりあげたりする事、その人が出世や会社に対して非常に高い功績を挙げられ評価が上がる様に、自分自身が努力したり、あれこれ奔走する事、又はその事に対して一役買う事を意味しております。神輿をその会社の上司や地位の高い人に見立てた言葉となっており、担ぎ手がいわゆる縁の下の力持ち的な立場にある自分自身となります。
具体的な使われ方としては、特に会社等で使われますが、「あの人はみこしを担ぐのがうまい」等に使われ、周囲の人達からの妬み等の意味あいも込められております。又、みこしを担ぐのがうまい人は、他人をおだてて人をその気にさせる力も持っており、良い見方をした場合には人の使い方が上手な人を指します。同じ様な意味合いの言葉としては、神輿を上げる、神輿を据える、玉の輿に乗る、興に乗る等があり、いずれの言葉も自分自身が他人の為に、自分を捨ててでも自分より上の人の為に尽くしている様を表しております。一方では「担ぎ神輿を間違える」と言われる言葉もあり、この言葉は就いて行く上司や地位の上の人を間違えた場合は、自分自身にも不利益を被る可能性がある事を意味した言葉です。