「陸に上がった河童」とは、得意な分野や環境から離れ、無力化してしまう様子を表す。
読み方: おかへあがったかっぱ
意味:
- 水中では力強く活動できる河童が、陸に上がると力が発揮できなくなることから、本来の能力を発揮できない状況に置かれた人を比喩する表現。
- 得意な分野や環境から離れ、無力化してしまう様子を表す。
例文:
- 数学の天才だった彼は、社会に出ると陸に上がった河童のように何もできなくなった。
- 人前で話すのが苦手な彼は、プレゼンになると陸に上がった河童のようだ。
- 田舎で育った彼は、都会暮らしに慣れず、陸に上がった河童のように途方に暮れていた。
類義語:
- 場違い
- 魚心あれば水心
- 適材適所
- 場の空気を読む
- 八方塞がり
対義語:
- 得意分野
- 水を得た魚
- 才能を発揮する
- 活躍する
- 円熟味を増す
注意点:
- 陸に上がった河童は、主に人の状態を表現する。
- 必ずしも悪い意味ではなく、ユーモラスに使うこともできる。
補足:
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この表現は、日本の民話や伝承に基づいている。
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故事成語辞典: https://www.weblio.jp/phrase/%E6%95%85%E4%BA%8B%E6%88%90%E8%AA%9E_1
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ことわざ辞典: https://seiku.net/
参考URL:
陸へ上がった河童(おかへあがったかっぱ)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書