「陸に上がった河童」とは、得意な分野や環境から離れ、無力化してしまう様子を表す

「陸に上がった河童」とは、得意な分野や環境から離れ、無力化してしまう様子を表す。

読み方: おかへあがったかっぱ

意味:

  • 水中では力強く活動できる河童が、陸に上がると力が発揮できなくなることから、本来の能力を発揮できない状況に置かれた人を比喩する表現。
  • 得意な分野や環境から離れ、無力化してしまう様子を表す。

例文:

  • 数学の天才だった彼は、社会に出ると陸に上がった河童のように何もできなくなった。
  • 人前で話すのが苦手な彼は、プレゼンになると陸に上がった河童のようだ。
  • 田舎で育った彼は、都会暮らしに慣れず、陸に上がった河童のように途方に暮れていた。

類義語:

  • 場違い
  • 魚心あれば水心
  • 適材適所
  • 場の空気を読む
  • 八方塞がり

対義語:

  • 得意分野
  • 水を得た魚
  • 才能を発揮する
  • 活躍する
  • 円熟味を増す

注意点:

  • 陸に上がった河童は、主に人の状態を表現する。
  • 必ずしも悪い意味ではなく、ユーモラスに使うこともできる。

補足:

参考URL:
陸へ上がった河童(おかへあがったかっぱ)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書