大目玉を食う

【漢字】大目玉を食う
【読み】おおめだまをくう
【意味】ひどく叱られること。
【例文1】父が大事にしている盆栽を壊してしまい、大目玉を食う。
【例文2】部活をサボり大目玉を食う。
【例文3】コレクションを売りに出して大目玉を食う。

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上司から理不尽な大目玉を食う話

数年前、以前の別の職に就いていた時です。当時は営業職でお客様をお相手するような業務内容だったのでコミュニケーション能力の低い自分にとってはなぜこの部署に配属されたのか謎でした。学生時代に裏方ですかいくつかバイトを経験していたので、仕事をするということに対しては基礎能力はあったとは思いますが、とても緊張する性質で正直毎日が憂鬱でした。そんな中、上司から大目玉を食いました。上司は指示した、私はそんな話聞いていないと言い争いです。特に仕事ができる上司というわけではなく、あまり部下からも更にはその上の偉い方々からも蔑ろにされていた上司だったので私の味方も多かったですが、とても理不尽な理由でした。指示された記憶も記録もなく、最終的には事なきを得ましたが、大勢の前で叱られている最中は他人事のように心ここにあらずで、本当に頭に血がのぼって怒っていると目がかっと開いてこれが大目玉かと考えていました。打上げられた深海魚のようで笑いをこらえたのを覚えています。その後、結局その上司からの指示は私が叱られた日に休んでいた別の人へとされていたことがわかりました。上司は以前からの所業も部長に伝わってしまい大目玉を食うことになりスカッとしました。