「一から十まで」とは、最初から最後までという意味の慣用句

「一から十まで」とは、最初から最後までという意味の慣用句です。「いちからじゅうまで」と読みます。

十を最大の数として、「何から何まで」という意味を表します。

つまり、物事の全体、全て、網羅していることを指します。

具体的には、以下のような状況で使われます。

  • 物事を教える時
    • 例: 彼には、一から十までプログラミングを教えた。
  • 仕事を頼む時
    • 例: この企画は、一から十まで君に任せるよ。
  • 物事を説明する時
    • 例: この商品の仕組みは、一から十まで説明します。
  • 感謝の気持ちを伝える時
    • 例: この度は、一から十までお世話になりました。

類義語

  • 詳細
  • 完全に
  • 余すところなく
  • 手取り足取り
  • 細部まで

注意

「一から十まで」という言葉は、全てを網羅しているという意味合いが強いので、実際には全てを把握しているわけではない場合でも使うことができます。

しかし、誤解を招かないように、状況に合わせて使い分けることが大切です。

参考URL:
一から十まで(いちからじゅうまで)とは? 意味や使い方 - コトバンク