大船に乗ったよう

【漢字】大船に乗ったよう
【読み】おおぶねにのったよう
【意味】信頼できる者に任せて安心している様子。
【例文1】息子に会社を引き継いで大船に乗ったようだ。
【例文2】家事は娘に任せて大船に乗ったように旅行に出る。
【例文3】彼女に任せれば大船に乗ったようなものだ。

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大船に乗ったようとは?

「大船に乗ったよう」というのは、信頼できるものに任せて、安心しきっている様子。または、心持ちなどが信頼できるものに対して不安が全くない様子といった、特に心配事はない気持ちを示す意味です。
類似語は「親船に乗ったよう」です。
これも同じように信頼できるものに頼った安心できる様子を示します。

小舟に乗ると揺れたり大きな波がきたら転覆しないか、危険はないのかなど心配したりしますよね。
しかし大船に乗っていれば、揺れることも少なく、大きな氷山にぶつかるなどのよっぽどのことがない限り転覆することもありません。
つまり、大船とは信頼できるものということですね。
使い方として例えば
「明日の会議につきましては、私達でしっかり準備していますので、課長は大船に乗ったつもりで明日いらしてください。」や
「今日は調理師免許を持っている僕がご飯を作るから、君は大船に乗ったつもりで休んでていいよ。」
などといった場合に使います。