急いては事を仕損じる

【漢字】急いては事を仕損じる
【読み】せいてはことをしそんじる
【意味】焦ると雑になったり失敗するので、急いでる時こそ、落ち着いてゆっくりした方がいい。
【例文1】遅刻すると思って慌てて家を出たら、階段から転んだ。急いては事を仕損じるだ。
【例文2】期限が明日に迫ったレポート提出に焦り、完成したものは誤字脱字が多かった。急いては事を仕損じる。
【例文3】未返信に気付き、急いては事を仕損じて送信先を間違える。

急いては事を仕損じるをテーマにした記事

株取引は急いては事を仕損じるの世界です

株取引を始めたばかりの頃の私は、どうしても利益が出せず悩んでいました。
その理由は簡単で、急いては事を仕損じる的な取引ばかりをしていたからです。
私はとても臆病で気が小さい人間で、株取引で少しでも含み利益が出ると、直ぐに利益確定をしたくなってしまいます。
なので取引の度に、ごくわずかな利益しか得る事が出来ていなかったのです。
毎回取引が上手く行って、利益ばかりが得られればいいのですが、世の中そう甘くありません。
取引が上手く行かない時には、当然含み損が発生してしまいます。
含み損が発生した時は、私の性格が災いして、損切りをする事が出来ません。
ですからいつも大きな含み損になってから損失を確定するので、損失ばかりが大きくなってしまうのです。
利益は小さいにもかかわらず、損失は大きいので、どうしても収益がマイナスに傾いてしまいます。
そんなある日、ネットのサイトで株取引は待つ事が大事という記事を見つけたのです。
含み益が発生した時は、じっくり待って含み益を大きくしてから利益確定をすべしと書いてありました。
これを見て私はこの取引をしようと思い、実際にやってみたのです。
そしたら徐々に大きな利益が得られるようになり、収支がプラスへと転じてくれるようになりました。
正に株取引は急いては事を仕損じるだなと、身を持って知りました。