犬も歩けば棒に当たる

【漢字】犬も歩けば棒に当たる
【読み】いぬもあるけばぼうにあたる
【意味】でしゃばると思いがけない災難に遭う。または何でもいいからやってみると思わぬ幸運に巡り合う事がある。
【例文1】旅に出れば新しい出会いがある。犬も歩けば棒に当たるというからね。
【例文2】自治会長に立候補したばかりに家族サービスが減り、犬も歩けば棒に当たる。

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一日で犬も歩けば棒に当たるを二回も経験しました。

犬も歩けば棒に当たるということわざは、でしゃばってしまうと災難にあってしまうこと。そして、どんなことでもまず挑戦してみれば思ってもいなかった幸運に当たることがあるという意味があります。先日、私はこのことわざの両方の意味を一日で体験することとなりました。
その日は取引先との打ち合わせがあったのですが、先方の担当者が遅刻してしまいました。聞かされた理由は納得のいくものでしたので2時間ほど待つことに。その時、違う取引先でどうしても人手が足りないから誰か送れないかと連絡が来たのです。2時間遅れると言われていましたし、オフィスはすぐそこ。私が出来る作業内容でしたので、少しお手伝いすることに。
しかし、時間が迫っているので帰りたいと伝えても後少しだからと帰してもらえません。数年に一度の修羅場だったので向こうもテンパっていたみたいです。おまけに外部の人間だと知らない上の人が来て何故か私が説教されてしまったり。本当に災難でした。
結局当初の予定から3時間後に連絡することになったのですが、遅刻してきた方は私にも何か事情があったのではないかと待っていて下さったそうです。元々良い方だと思っていたのですが、心配して気遣ってくださったことにぐっと来て寄りかかってしまったんです。すると、肩を優しく抱いてくださって。以前から好意を抱いていた相手なので、衝撃的に嬉しかったです。