「気が気でない」とは、心配や不安で落ち着かない様子を表す慣用句

「気が気でない」とは、心配や不安で落ち着かない様子を表す慣用句です。

意味

「気が気でない」は、「気」が二回繰り返されることで、「心が落ち着かない状態が続いている」ことを強調しています。

類義語

「落ち着かない」「焦る」「心配する」「気がかりでならない」「気が抜けない」「気が遠くなる」「気が狂いそう」「心臓がバクバクする」「冷や汗が出る」「坐立不安」

対義語

「安心する」「落ち着く」「平気」「余裕がある」

使い方

  • 明日のテストの結果が発表されるので、「気が気でない」。
  • 彼女がなかなか帰ってこないので、「気が気でない」。
  • 大事なプレゼンテーションを控えて、「気が気でない」。

例文

  • 試験の結果発表が迫り、生徒たちは「気が気でない」様子だった。
  • 娘が夜遅くまで帰ってこないので、母親は「気が気でない」と心配していた。
  • 大地震が発生したと聞き、彼は「気が気でない」ままテレビにかじりついていた。

補足

「気が気でない」は、「心配」や「不安」だけでなく、「期待」や「興奮」などの強い感情によっても起こる状態を表すことができます。

注意点

「気が気でない」は、日本語特有の表現であり、外国語に直訳するのは難しい場合があります。

参考URL:
気が気でない(きがきでない)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書