看板倒れ

【漢字】看板倒れ
【読み】かんばんだおれ
【意味】見せかけだけで中身が伴っていない。
【例文1】ネットで探した中古物件は看板倒れだった。
【例文2】最新プリ機は看板倒れだ。

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看板倒れで残念すぎるお店

この間、地元に新しくオープンしたというレストランに行ってきました。外観から高級感が漂います。お値段も地元の価格帯からするとかなり強気の設定ですし、母が言うには習い事のお教室でもちょっと話題になっていたのだとか。久しぶりの里帰りですし、母がそういうことを言い出すのも珍しいので、そこで食事をごちそうすることにしました。
そして行ってみたのですが、内装もきらびやかな感じ。というか、残念ながらちょっと下品な感じに仕上がってしまっていました。豪華な物をこれでもかと並べている感じなので、統一感もありません。極めつけは、椅子の立て付けが悪いんです。普通に座れるのですが、時々ちょっとかくっとする感じ。まだ新しいお店なのにこれということは、中古で購入したのだと思います。そして、メニューを待っている間なぜかシェフの歴史などを紹介されます。
肝心の料理も、特に目新しいものも無い普通のお料理。化学調味料の風味も感じました。シェフはパリの有名レストランで修行したとのことでしたが、調べてみたらたったの一ヶ月程度の話だそうです。確かにどの地位にいたかまでは説明もありませんでしたし。ここまで強気でなければ良かったのに、あまりに看板倒れすぎて逆に残念さが際立ってしまいました。