「大黒柱」とは、家の中心にある太い柱という意味

「大黒柱」とは、家の中心にある太い柱という意味。

  1. 家の構造における「大黒柱」

「大黒柱」は、主に以下の2つの意味で使われます。

1.1 家の中心にある太い柱

伝統的な日本の木造建築において、家の中心部に立てられる最も太い柱のことを指します。構造的には、梁を支え、柱が刺さるなど、削られてかみ合わされた部分が多く、柱そのものに大きな負荷がかかることから、けやきなど、固く太い木材を使用する必要がありました。

土間と座敷との境に立てたり、4室からなる四間取(「よまどり」又は「よつまどり」という)の中心に立てられたりと、構造上のみならず、家の象徴になっている。 古民家では、梁とともに大黒柱を活かすリフォームが人気である。

現代の一般民家では、大黒柱は棟持柱の役目を果していないものが多く、建築構造上の意味よりは、むしろ象徴的な意味で重んじられ、転じて一家の主人をもさすようになった。

1.2 建築用語としての「大黒柱」

建築用語としての「大黒柱」は、建物の構造上、最も重要な役割を担う柱を指します。一般的にその建築物の中で最も断面積が大きく太い柱である。

  1. 家庭における「大黒柱」

2.1 家計を支える人

「大黒柱」は、転じて家計を支える人、特に父親を指す言葉として使われます。これは、かつて家の中心にある大黒柱が家を支えるように、家計を支える父親が家庭を支えるという考え方に由来します。

現代社会では、共働き夫婦やシングルマザー家庭など、家計を支える人が父親とは限らないケースも増えています。しかし、家族の生活を支える人という意味で、「大黒柱」という言葉が使われることは依然として多いです。

2.2 家族の精神的な支柱

「大黒柱」は、家計を支えるだけでなく、家族の精神的な支柱となることも期待されます。家族に安心感を与え、困難な時にも支えてくれる存在という意味です。

  1. 英語表現

英語では、「大黒柱」に相当する単一の表現はありませんが、状況に応じて以下のような表現を使い分けることができます。

  • 家計を支える人: breadwinner
  • 家族の精神的な支柱: pillar of the family, backbone of the family
  1. その他

「大黒柱」は、責任感と頼りがいのある人を表すポジティブな言葉として使われます。しかし、家計を支えるプレッシャーを感じたり、家族の期待に応えなければならないという負担を感じる場合もあるため、使い方には注意が必要です。

参考URL:
大黒柱(だいこくばしら)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書