歯の抜けたよう

【漢字】歯の抜けたよう
【読み】はのぬけたよう
【意味】あるべきものが欠けていて寂しい様子。
【例文1】妻子が出て行って一人寂しく歯の抜けたような生活を送る。
【例文2】今年こそ彼女見つけて歯の抜けた日常から抜け出す。
【例文3】商店街が閑散として歯の抜けたようだ。

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「歯の抜けたよう」

本来あるものがあるべき所になかったり、整列している物が数ヵ所なくなってしまう光景を人の歯並びに例え「歯の抜けたよう」と表現します。
近年大型スーパーに押され、昔ながらのアーケード街に並ぶ店舗が飛び飛びに閉店して、その様がいかにも歯が抜けたみたいに見える事に端を発したと言えます。人の往来が無くなれば自然と売上げにも影響が出て、商売が立ち行かなくなり結果店じまいを余儀なくされるのです。更にその周辺地域が閑散とすればますます
人が近づかなくなり、状況は悪くなる一方となります。かつて存在した物が無くなると何とも言えぬ寂しさを感じずにはいられませんし、出来る事なら長くあって欲しいと願います。
なぜそれが抜け歯に例えたのだろうと考えた時、歯は人と対面すれば必ず視界に入るものです。白い歯が揃っている状態を正常だと思っていますから、もし同じ人と再会した時に前歯が一本でも欠けていたら、その事がどうにも気になりますし、いかに重要な話も上手く耳に入って来ない事になります。これが頭髪ならかなり気を使う事になり、うかつには指摘しづらいい所ですが、歯は当人の不摂生が招いた結果である場合が多いため、気軽に指摘しやすい部位と言えます。