「狐につままれる」とは、何が起こったのか原因や過程も分からないまま、呆然としてしまう様子のこと

「狐につままれる」とは、何が起こったのか原因や過程も分からないまま、呆然としてしまう様子のことを意味します。思いがけない出来事が急に起こった時、頭が真っ白になるような状況のことをいいます。

由来

このことわざの由来には諸説ありますが、狐は人を騙すずる賢い動物というイメージから、狐に騙されて訳が分からない状態を比喩したと考えられています。

使い方

「狐につままれる」は、以下のような場面で使われます。

  • 思いがけない出来事が起こった時
  • 何が起こったのか理解できない時
  • 呆然として何も考えられない時

例文

  • 昨日突然会社をクビになった。まだ狐につままれたような気持ちだ。
  • 宝くじに当たったという知らせに、狐につままれたような気持ちになった。
  • 事故現場を見て、狐につままれたような気持ちになった。

類義語

「狐につままれる」の類義語には、以下のようなものがあります。

  • 夢遊病のように
  • 魂を抜かれたように
  • 放心状態
  • 茫然自失

英語表現

「狐につままれる」にぴったりの英語表現はありませんが、以下のような表現で意味を伝えることができます。

  • "I'm still in a daze."
  • "I can't believe what just happened."
  • "I'm at a loss for words."

まとめ

「狐につままれる」は、何が起こったのか理解できないという人間の心理状態を表現するのにぴったりのことわざです。日常会話でもよく使われるので、ぜひ覚えておきたいですね。

参考URL:
狐につままれる(きつねにつままれる)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書