威儀を正す

【漢字】威儀を正す
【読み】いぎをただす
【意味】身なりを整え動作を正しくする。
【例文1】威儀を正して授賞式に参列する。
【例文2】威儀を正して彼女のご両親に挨拶に行く。
【例文3】面接会場で威儀を正す。

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威儀を正すことの大切さ

「威儀を正す」ということわざがありますが、何だか重々しくて厳しいイメージが直感で感じました。イメージの通り、身なりを正して式に参加するなど礼儀作法をしっかりとしなければならない場所にて使用する言葉だと思います。
私が中学生の頃の話ですが、毎週月曜日に体育館に全校生が集まって全校集会が開かれていました。通っていた学校は時は平成だというのに軍隊のように厳しく、服装でも髪が少し伸びただけで指摘されます。逆らえば平手打ちが平然と飛んでくるので生徒はビクビクしていました。
そんな学校の全校集会は緊張感が漂い、威儀をを正すことに重きを置いていた気がします。校歌斉唱は一人ひとりの歌声をチャックされ、30分から1時間の間立ちっぱなしなので途中で倒れる生徒も少なくありません。
小さな町の公立中学校がここまでするのは、威儀を正すことを教えるためだったかもしれません。しかし、疑問に感じる教師や生徒が多くいたためか、現在では毎週行われていた全校集会が無くなったと聞きます。
たしかに威儀を正すことの大切さ勉強することができた気がしますが、生徒の気持ちも考えないで過酷な全校集会を開いた校長や副校長には反省してもらいたいです。