「水が入る」とは、計画などがうまく進まず、頓挫してしまうこと。
「水が入る」は、様々な意味を持つ慣用句です。
- 相撲で勝負がつかない
相撲の土俵には、東西にそれぞれ4本の「水」と呼ばれる細い線があります。力士が水に触れると、勝負がつかない「水入り」となります。
- 計画などが失敗する
計画などがうまく進まず、頓挫してしまうことを「水が入る」と表現することがあります。
- 物事の進行が妨げられる
何らかの原因で、物事の進行がスムーズに行われないことにも「水が入る」が用いられます。
- 考えがまとまらない
考えがまとまらず、結論が出せない状態を「頭の中に入ってくる情報が多すぎて、水が入ったようだ」と比喩的に表現することがあります。
- 隙ができる
隙のないように準備していたにもかかわらず、思わぬ隙ができてしまうことを「水が入る」と表現することがあります。
例文:
- 熱戦の末、勝負は水入りとなった。
- 資金不足で、計画が水入りになった。
- 突然の雨で、予定していたイベントが水入りになった。
- 色々な情報が飛び交って、頭の中が水入ったようだ。
- 油断していた隙に、敵に攻め込まれてしまった。
類義語:
- 失敗する
- 頓挫する
- 中断する
- 延期する
- 妨害する
- 支障をきたす
- 混乱する
- 迷う
- 隙ができる
対義語:
- 成功する
- 順調に進む
- 完遂する
- 集中する
- 準備する
- 警戒する
注意点:
「水が入る」は、文脈によって意味が異なるため、状況に合わせて解釈する必要があります。
何かご不明な点があれば、お気軽にご質問ください。