「水が入る」とは、計画などがうまく進まず、頓挫してしまうこと

「水が入る」とは、計画などがうまく進まず、頓挫してしまうこと。

「水が入る」は、様々な意味を持つ慣用句です。

  1. 相撲で勝負がつかない

相撲の土俵には、東西にそれぞれ4本の「水」と呼ばれる細い線があります。力士が水に触れると、勝負がつかない「水入り」となります。

  1. 計画などが失敗する

計画などがうまく進まず、頓挫してしまうことを「水が入る」と表現することがあります。

  1. 物事の進行が妨げられる

何らかの原因で、物事の進行がスムーズに行われないことにも「水が入る」が用いられます。

  1. 考えがまとまらない

考えがまとまらず、結論が出せない状態を「頭の中に入ってくる情報が多すぎて、水が入ったようだ」と比喩的に表現することがあります。

  1. 隙ができる

隙のないように準備していたにもかかわらず、思わぬ隙ができてしまうことを「水が入る」と表現することがあります。

例文:

  • 熱戦の末、勝負は水入りとなった。
  • 資金不足で、計画が水入りになった。
  • 突然の雨で、予定していたイベントが水入りになった。
  • 色々な情報が飛び交って、頭の中が水入ったようだ。
  • 油断していた隙に、敵に攻め込まれてしまった。

類義語:

  • 失敗する
  • 頓挫する
  • 中断する
  • 延期する
  • 妨害する
  • 支障をきたす
  • 混乱する
  • 迷う
  • 隙ができる

対義語:

  • 成功する
  • 順調に進む
  • 完遂する
  • 集中する
  • 準備する
  • 警戒する

注意点:

「水が入る」は、文脈によって意味が異なるため、状況に合わせて解釈する必要があります。

何かご不明な点があれば、お気軽にご質問ください。

参考URL:
「水入り」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書