二の足を踏む

【漢字】二の足を踏む
【読み】にのあしをふむ
【意味】一歩踏み出したが、二歩目を踏みとどまる。思い切ってできない様子。
【例文1】いざ告白となると二の足を踏む。
【例文2】転勤族がネックとなりプロポーズの決心が二の足を踏む。
【例文3】断られるのではと二の足を踏む。

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二の舞を演じると二の足を踏む

混ざってしまった結果、二の舞を踏むという言葉を使ってしまう方もいます。
さすがに二の足を演じる、などという奇怪極まりない言葉は違和感がありすぎて使う人もいないでしょう。
「二の舞を演じる」は、雅楽の舞楽のひとつ「安摩」に由来します。
先に舞を披露した安摩と言う人物の真似して、次に老婆が舞を披露しようとするのですが上手くできず滑稽な様子を楽しむ演目です。
つまり元々は成功を真似できずに失敗してしまうという話の流れなのです。
言葉としては先人と同様の失敗を繰り返してしまうという意味になっています。
二の足を踏むは、一歩目は何とか踏み出したものの二歩目を躊躇うような様子を表現しています。
本当に躊躇っているならば最初の一歩目すら踏み出すはずもないように思えますが、それでは動きもなく端から見ていて感情が伝わりません。
一歩目を踏み出したところに実行しようとする意気込みを、二歩目を踏み出せず留まるところに実行に移せない理由があることを表現したいのでしょう。
二の舞を演じるに似たような言葉に轍を踏むがありますが、こちらは必ずしも失敗することを意味してはいません。
単純に多くの先人達が使ったであろう道を通過することですから、同様の経験を積む過程ということでしょう。

最初は二の足を踏むことがよくありました

私が株取引を始めた頃は、株を買おうと思っても、二の足を踏む事がありました。
株取引と言うのは、上手いタイミングで株式を購入しないと利益につなげる事が出来ません。
私はどのタイミングで株を購入していいか分からなかったのです。
それで私はしばらくの間、取引をせずに株価の変動を注意深く見ていました。株価の変動を見ていれば、株式を購入するタイミングが分かると思ったのです。
しばらく見ている内に、株式を購入するタイミングが何となく分かるようになりました。
これで自信がつき、思い切って株式を購入してみました。
すると見事に購入後に株価が値上がりして、利益を得る事ができました。
わずかでしたが、初めて上手い具合に株取引が出来たので、嬉しさでいっぱいでした。
これでさらに自信がついた私は、次から次へと株式を購入して、利益を上げ続けたのです。株取引を始めたばかりの方々は、損をするんじゃないかと考え、株式購入に二の足を踏む事が多いと思います。
私は踏み出してよかったです。