沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり

【漢字】沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり
【読み】しずむせあればうかぶせあり
【意味】長い人生には浮き沈みがあり、良い事ばかりでなく悪い事もあるが、がんばろうという励ましの言葉。
【例文1】沈む瀬あれば浮かぶ瀬ありだったけど、無事金婚式を迎えられて感激。
【例文2】一度フラれたからって沈む瀬あれば浮かぶ瀬ありだよ。
【例文3】今は経営難だが、沈む瀬あれば浮かぶ瀬ありだよ。

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沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり

沈む瀬あれば浮かぶ瀬ありとは悪い事が起こった後には良い事もあり巡ってくるのだから苦しい事ばかりが続くわけではないという意味で、くじけずに努力すべきという励ましを込めた言葉として用いられるようです。実際人というのは良い時期悪い時期の波が確かにあるようで、占い等からもその年の運勢というのは違うものですし、厄年なれば健康面に気をつけたり人生の流れというのは良い事ばかりでも悪い事ばかりでもない、両方がつかず離れずの紙一重で巡ってるのだと思います。沈む瀬のような時は本当に辛い渦中であり、自暴自棄になったり先を見出だせない状況に不安があると思いますが、そんな時に支えになってくれた人や言葉や自然に触れて感動したりと、辛くなければありがたみに気づけない事も確かにあると思います。人は自分で経験しないと物事の危なさや人の痛みを心底理解するのは難しいと思うので、悪い出来事の中でも学び、無駄にしない心構えや考え方がひとつの苦難を乗り越える、長引かせない教訓なのかなと思っています。そして苦しい事の後の楽しい事は心からの喜びを感じられます。もしかしたらその喜びを味わう為に試練があったりするのではと考える程に人生は何が起こるか分からず、だからこそ希望を持てるのかなと思います。