「逆鱗に触れる」とは、年長者からひどく怒られること。

「逆鱗に触れる」とは、龍のあごの下には逆さにはえた鱗があり、それを人が触れると激しく怒り、殺してしまうという伝説から、年長者からひどく怒られること。

例文:

  1. 部活をサボって監督の逆鱗に触れる。
  2. 連絡もしないで深夜帰宅して嫁の逆鱗に触れる。
  3. 大御所に失言を発して逆鱗に触れる。

例文解説:

  1. 部活をサボることは、監督の指導をないがしろにする行為であり、監督の怒りを買うことは容易に想像できます。
  2. 連絡もしないで深夜帰宅することは、相手を心配させ、不安にさせる行為であり、パートナーの怒りを招くことは間違いありません。
  3. 大御所は長年の経験と知識を持つ人物であり、失言は相手を軽視している態度と捉えられ、怒りを買う可能性が高いです。

これらの例文のように、「逆鱗に触れる」は、年長者や権威のある人物に対して、彼らの怒りを招くような行為をしたことを表す表現です。

注意点:

「逆鱗に触れる」は、目上の人に対してのみ使う表現です。自分自身や目下の人に対して使うのは誤りです。

類義語:

  • 天子の怒りに触れる
  • 怒りを買う
  • 地雷を踏む
  • 不興を買う
  • 憤慨させる

対義語:

  • 機嫌を損ねる
  • 怒りを鎮める
  • 機嫌を直す
  • ご機嫌を取る

参考URL:
逆鱗に触れる(げきりんにふれる)とは? 意味や使い方 - コトバンク