「大目に見る」とは、相手の過ちや欠点を厳しくとがめずに、寛容に許すこと を意味する慣用句です。
語源
「大目」は、ここでは、大ざっぱに見積もること。
使い方
「大目に見る」は、以下のような状況で使われます。
- 子供のいたずら
- ちょっとした失敗
- 初めての過ち
例文
- 子供のいたずらは、大目に見るようにしましょう。
- 彼は初めての過ちなので、大目に見てもらいたい。
- 今日は時間が無いので、細かい点は大目に見てもらえますか?
類義語
- 寛容
- 許す
- 見逃す
- 咎めない
- 黙認
- 甘めに考える
- 温情
- 情状酌量
- 思いやり
対義語
- 厳しくとがめる
- 許せない
- 非情
- 冷酷
- 厳格
- 容赦ない
- 冷静
補足
「大目に見る」は、状況によって使い分ける 必要があります。
例えば、重大な過ちや犯罪に対しては、「大目に見る」ことはできません。
また、「大目に見る」ことは、相手への優しさだけでなく、相手を成長させるため にも重要です。