口を酸っぱくする

【漢字】口を酸っぱくする
【読み】くちをすっぱくする
【意味】何度も何度忠告する。
【例文1】口を酸っぱくして言ってるが、効果なし。
【例文2】口を酸っぱくして忠告する。
【例文3】忘れ物はないか口を酸っぱくする。

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口を酸っぱくするのもいいけど、ちょっと待って

口が酸っぱくなるってどういうことってなりますよね。
意味は何度も何度も繰り返し意見するってことですが、あまりいいイメージを持つ言葉ではないです。
例えば、私の親は口を酸っぱく普通の人生が一番だみたいなことを言っていました。
世の中の子どもたちは親からいろんなことを口酸っぱく言われていると思いますが、これって一種の呪いだなと思っています。
親から子どもへの一方的な価値観の押し付けであり、あたかもそれが常識で正解なんですよってなりかねないんですよね。
常識なんてあるようでないし、常識が人を幸せにするかと言ったらそうじゃない場合が多かったりするんですよね。
それで、親から言われたことに苦しんでいる子っていうのは少なくないような気がします。
意外と親って適当なことを言ってたりするんですが、子どもは親を信じちゃうので辛くなってしまうんですよね。
出来れば、一方的な押し付けは止めた方がいいですよね。
親も意見はあると思いますが、その分子どもにも意見があるので「親の私はこういう考えを持っていますが、子どものあなたはどう思いますか」という対等なやり取りができるのがいいなと思います。

相手が口を酸っぱくするほど注意してきたら

仕事で何度も同じミスをしてしまった際、相手が口を酸っぱくするほど注意してくるときもあるかもしれません。同じミスをどの程度したのかにもよりますが、おそらく何度も同じミスをしてしまうのにも、どこかに原因があると考えられます。

原因の1つとして考えられるのは、仕事の内容をきちんと理解できていないときです。きちんと理解していないと、たとえマニュアルがあったとしてもミスをしてしまう可能性が上がります。ただ仕事の内容を暗記しているだけでは駄目なのです。

たとえば仕事内容に『会社の入り口に飾ってある花に水をやる』というのがある場合、それはなぜでしょうか。こういうとき『水をやらないと花が枯れるから』という理由でも良いとは思うのですが、『お客様が来訪されたときに、入り口に綺麗な花があると喜ばれるから』といった理由があれば、花の水やりを忘れてしまう恐れも減ると思います。単純に『入り口にある花に水をやる』という仕事がある、と認識するのではなくて『お客様に喜んでもらうために、入り口にある花に水をやる』という仕事があると頭の中に入れておくのが良いのではないでしょうか。

このように仕事とは『そういう仕事がある』のではなく『この仕事にはどんな意味があるか』というのを頭に置いておくと、仕事をしていてもミスをする回数も減るでしょうし、もしミスをしたとしても、そのミスを自分でカバーできることだってありますよ。