「捨てる神あれば拾う神あり」とは、見限って相手にしてくれない人がいる一方では、親切に助けてくれる人もいるものだという慣用句

「捨てる神あれば拾う神あり」とは、見限って相手にしてくれない人がいる一方では、親切に助けてくれる人もいるものだという慣用句。

読み方: すてるかみあればひろうかみあり

意味:

  • 見限って相手にしてくれない人がいる一方では、親切に助けてくれる人もいるものだ。
  • 困ったことがあっても、くよくよするなということ。
  • どんな状況でも、希望は必ずあるということ。

語源:

  • 平安時代の歌人・藤原定家による『明月記』に由来する慣用句。
  • 神仏の加護は移り変わるため、落ち込んでも諦めずに希望を持つべきという教訓として使われる。

例文:

  1. 会社をクビになったが、すぐに新しい仕事が見つかった。捨てる神あれば拾う神ありだ。
  2. 恋人に振られたが、新しい出会いがあるかもしれない。捨てる神あれば拾う神あり。
  3. 病気になったが、周りの人の支えで乗り越えることができた。捨てる神あれば拾う神あり。

類語:

  • 塞翁が馬
  • 転んでもただは起きない
  • 不幸中の幸い
  • 九死に一生
  • 雨降って地固まる

対義語:

  • 絶望
  • 諦め
  • 希望がない
  • どん底
  • 負の連鎖

補足:

「捨てる神あれば拾う神あり」は、人生には良い時も悪い時も必ずある、ということを表す言葉です。どんな状況でも、希望を捨てずに前向きに生きていれば、必ず道は開けるという意味合いを含んでいます。

参考例:

  • 落ち込んだ時は、捨てる神あれば拾う神ありということを思い出して、気持ちを切り替える。
  • 困った時は、周りの人に助けを求める。捨てる神あれば拾う神ありという言葉通り、助けてくれる人は必ずいる。

用例:

  • 捨てる神あれば拾う神ありだから、諦めずに頑張ろう。
  • 彼は、どんな困難も捨てる神あれば拾う神ありという精神で乗り越えてきた。
  • 捨てる神あれば拾う神ありという言葉は、人生の真理を突いていると思う。

参考URL:
捨てる神あれば拾う神あり(ステルカミアレバヒロウカミアリ)とは? 意味や使い方 - コトバンク