「鷺を烏と言いくるめる」とは、明らかに違うことを、巧みな言葉で無理やり自分の意見に押し通すこと。
読み方: さぎをからすといいくるめる
意味:
明らかに違うことを、巧みな言葉で無理やり自分の意見に押し通すこと。
語源:
白い鷺を黒い烏と言い張るように、明らかな事実を無視して、強引に自分の主張を正当化する様子を表した慣用句です。
例文:
- 彼はいつも詭弁を弄して、鷺を烏と言いくるめる。
- 会社側は、労働組合の要求を無視して、鷺を烏と言いくるめた。
- 政治家は、国民の声を無視して、自分の政策を鷺を烏と言いくるめた。
類語:
- 強弁
- 理屈を立てる
- 詭弁
- 屁理屈
- 言い逃れ
対義語:
- 正直に話す
- 真実を伝える
- 認め
補足:
「鷺を烏と言いくるめる」は、相手を欺いたり、責任を逃れたりするために使われることが多い言葉です。
参考例:
- 彼は口がうまく、鷺を烏と言いくるめることができる。
- 彼女は証拠がないのに、鷺を烏と言いくるめた。
用例:
- 鷺を烏と言いくるめるような詭弁は通用しない。
- 彼は鷺を烏と言いくるめようとしたが、誰も彼の言葉を信じていない。
- 真実を隠蔽するために、鷺を烏と言いくるめるような行為は許されない。