「付け焼き刃」とは、一時しのぎのために急いで身につけた知識や技術を指す言葉です。
意味
本来、刀鍛冶が切れ味の悪い刀に鋼の焼き刃を付け足すことを指します。見た目は切れそうに見えますが、実際はもろくて役に立たないことから、その場しのぎで役に立たない知識や技術を例えるようになりました。
類義語
- 間に合わせ
- 場当たり的な
- 朝三暮四
- 見かけ倒し
- 絵に描いた餅
使い方
- 試験前に一夜漬けで勉強した知識は「付け焼き刃」で、すぐに忘れてしまう。
- 資格取得のために短期間で詰め込んだ知識は「付け焼き刃」で、実務では役に立たない。
- 新しい仕事のスキルを「付け焼き刃」で習得しようとするのは危険だ。
由来
「付け焼き刃」という言葉は、刀鍛冶の技法に由来しています。本来、刀は鋼と地金を鍛接して作りますが、切れ味の悪い刀に鋼の焼き刃を付け足すことで、見た目は切れそうに見えます。しかし、実際はもろくて役に立たないことから、その場しのぎで役に立たない知識や技術を例えるようになりました。
参考URL:
「付け焼き刃」とはどういう意味?正しい読み方や使い方を解説 | Domani 付け焼き刃とは急いで身につけた知識や技術のこと。言葉の由来や例文を解説