「身から出た錆」とは、自分の行いや過ちが原因で、苦しい目に遭うという意味の慣用句

「身から出た錆」とは、自分の行いや過ちが原因で、苦しい目に遭うという意味の慣用句。

読み方: みからでたさび

意味:

  • 自分の行いや過ちが原因で、苦しい目に遭うこと。
  • 自業自得。

語源:

  • 刀の錆は刀身から生じることから、自分の行いや過ちが原因で苦しい目に遭うこと。

例文:

  • 傲慢な態度で人に接していたため、周囲から嫌われ、孤立してしまった。まさに「身から出た錆」だ。
  • 勉強を怠けていたため、試験に落ちてしまった。これは「身から出た錆」だ。
  • 会社の金を使い込んで、懲戒免職になった。まさに「身から出た錆」だ。

類義語:

  • 自業自得
  • 自縄自縛
  • 因果応報
  • 天罰
  • 報い

対義語:

  • 冤罪
  • 不運
  • 災難
  • 濡れ衣
  • 八つ当たり

使い方:

  • 「身から出た錆」は、自分の行いや過ちが原因で苦しい目に遭っている人を戒める時に使います。
  • 具体的な対象がなくても、抽象的な概念に対しても使用できます。
  • ネガティブな意味合いの言葉なので、使う場面には注意が必要です。

例文解説:

  • 例文1: 傲慢な態度で人に接していたため、周囲から嫌われ、孤立してしまったという状況は、「身から出た錆」ことわざにぴったり当てはまります。
  • 例文2: 勉強を怠けていたため、試験に落ちてしまったという状況も、「身から出た錆」ことわざの典型的な例と言えます。
  • 例文3: 会社の金を使い込んで、懲戒免職になったという状況も、「身から出た錆」ことわざの典型的な例と言えます。

補足:

  • 「身から出た錆」は、日本語の慣用句であり、英語で直訳しても意味が通じません。英語で同様の意味を伝える場合は、「to suffer the consequences of one's own actions」、「to reap what one sows」、「to pay the price for one's mistakes」などの表現を使う必要があります。

参考URL:
身から出た錆(みからでたさび)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書