心頭を滅却すれば火もまた涼し

【漢字】心頭を滅却すれば火もまた涼し
【読み】しんとうをめっきゃくすればひもまたすずし
【意味】どんな困難に遭遇しても心の持ち方一つで困難を感じなくなること。
【例文1】家族のためだと思えば、きつい仕事も心頭を滅却すれば火もまた涼しだ。
【例文2】子どもが生まれて心頭を滅却すれば火もまた涼しだ。

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周囲が騒がしい時こそ、心頭を滅却すれば火もまた涼し

年末が近づいてくると、“師走”ともいうように、周囲が一段と騒がしくなります。そのような中でも、仕事上、重大な判断をくださなければいけない重要案件は山積みなので、騒然とした周囲の雰囲気に流されることなく、落ち着くまで頭の中で何度も「心頭を滅却すれば火もまた涼し」と唱え、心を落ち着かせています。とは言え、私はまだまだ修行が足りておらず、火さえ涼しく感じる、という境地には到底いたっていませんが、周囲のペースに流されて、考えがまとまらないままに判断をしてしまい、あとで後悔するのではなく、忙しいからこそ一旦、立ち止まって考えてみるという癖がつき、心の平穏を取り戻せるきっかけを与えてくれる言葉として、さまざまな場面で、この言葉にとても助けられています。心を落ち着けて考えてみると、不思議と良い考えも浮かんでくるもので、慌てて決断しなくて良かったと感じることもしばしばです。先日、いつも仕事に追われているように見える同期と2人で飲みに行った時に、私が実践している方法について、さりげなく勧めてみました。どこまで聞いてくれているかわかりませんが、これからも良いパートナーとして会社を盛り立てていきたいと思っています。