尻目に掛ける

【漢字】尻目に掛ける
【読み】しりめにかける
【意味】目ん玉だけ動かしてチラッと見る様子から、価値がないと判断して相手にしない。
【例文1】何言っても言うこと聞かない者には尻目に掛ける。
【例文2】わからず屋には尻目に掛ける。

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他人を尻目に掛ける人は放っておく

自分は特に何か行動に起こしたり発言したわけでもないのに、なぜか尻目に掛けるような目つきを向けられた経験がある人はいませんか。
理由がわかっていてもわからなくとも、相手からさげすまされて快く思う人はあまりいないでしょう。

しかしそういう人と出くわしたらどうすれば良いのでしょうか。

これは難しいことかもしれませんが、相手のことを気に掛けないのが一番です。大体にして自分を蔑んでくる相手というのは、自分に対して興味があるということです。本当に興味のない人相手に、人は何か行動することはありませんから。そのため放っておけば、相手も自分に興味を失って次第に離れていくことが多いです。

なぜか相手が自分のことを尻目に掛けてきて、不快な思いをする人もいると思いますが、いちいち相手にしていても疲れてしまいますしエネルギーがもったいないです。もっと自分の成長になることにエネルギーを使ってみてはどうでしょうか。

尻目に掛けたような問題発言

現代では様々な差別や偏見、またはいじめが問題になっています。
表面上では尻目に賭けていないように見せかけていても、ふとした時に本音が出てしまうことがあります。

時には何気ない発言が、問題発言として問いただされてしまうことがあります。
おそらく本人には悪気がなく、悪く言えば勝手に口がしゃべったのかもしれません。

しかし、世間的にもある程度の地位にある人の発言とは思えないような失言が多いのも事実です。
長年の思考の習慣はそう簡単に変えられるものではありませんし、表面だけ取り繕っていてもすぐにボロが出てしまいます。

様々な差別や偏見、またはいじめをなくしていくためには、長い期間をかけて考え方を変えていくしかないのかもしれません。
子供は親の思考の影響を受けて育ちます。

そのため、昔ながらの差別や偏見が当たり前に環境で育ったならば、それを自分で意識的に変えていくしかないと思います。
ある時、自分が当り前だと思っていたことや、親の考え方が今の時代にそぐわないことを自覚することがあります。

自分の懐や視野を広げていかないと、そういったことが理解できないかもしれません。
誰かを尻目に掛けたような考えや言い方を意識的に改めて行く必要があると思います。