「脚光を浴びる(きゃっこうをあびる)」は、世間の注目の的となるという意味です。
意味
- 舞台に立つ。
- 世間の注目の的となる。
語源
- 舞台前面の床から俳優・歌手などを照らす光線。フットライト。
補説
- 文化庁が発表した令和3年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「脚光を浴びる」を使う人が83.4パーセント、本来の言い方ではない「脚光を集める」を使う人が7.8パーセントという結果が出ています。
使い方
- 例文1: 新人女優が、舞台で脚光を浴びる。(Shinjin joyū ga, butai de kyōkō o abiru.) - 新人女優が、舞台で脚光を浴びる。
- 例文2: 彼の発明は、ついに脚光を浴びることになった。(Kare no hatsumei wa, tsui ni kyōkō o abiru koto ni natta.) - 彼の発明は、ついに脚光を浴びることになった。
- 例文3: 彼女は、常に脚光を浴びる存在であり続けたいと思っている。(Kanojo wa, tsutō ni kyōkō o abiru sonzai ari tsuzuketai to omotte iru.) - 彼女は、常に脚光を浴びる存在であり続けたいと思っている。
類義語
- 注目される
- 話題になる
- 有名になる
- 脚光を浴びる
- 注目を集める
英語表現
英語では、「脚光を浴びる」に相当する単一の表現はありませんが、状況に応じて以下のような表現を使い分けることができます。
- Be in the spotlight: 脚光を浴びる
- Gain attention: 注目を集める
- Become famous: 有名になる
- Be in the public eye: 世間の注目を集める
- Make headlines: ニュースになる
その他
「脚光を浴びる」という言葉は、江戸時代から使われてきた表現です。
現代社会でも、様々な場面で使われる表現です。
芸能人やスポーツ選手などの著名人だけでなく、一般の人でも、何か 功績を上げたり 才能を発揮したりすることで、脚光を浴びることがあります。
脚光を浴びることは、名誉なことですが、同時に 責任も伴います。
驕らずに、謙虚な気持ちで努力を続けることが大切です。