天災は忘れた頃にやってくる

【漢字】天災は忘れた頃にやってくる
【読み】てんさいはわすれたころにやってくる
【意味】災害から月日が経つと防災意識が薄れてくるものである。日頃から必要な知識や物を備えておくべきだという教え。
【例文1】M3の地震を初めて経験した直後に非常袋を備えたが、1年経った今、しまいこんでいる。天災は忘れた頃にやってくると言うから再確認しよ。
【例文2】天災は忘れた頃にやってくると言うので、意識を高める。
【例文3】防災グッズを備えておけばよかった。天災は忘れた頃にやってくるものだ。

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天災は忘れた頃にやってくる

天災は忘れた頃にやってくるは本当で先の熊本大地震ではたくさんの被害が出ました。でも人間は時間が経つとその恐ろしさも忘れてきます。そこで我が職場では天災は忘れた頃にやってくるを合言葉に備蓄をしています。乾パン、水のペットボトル、缶詰などの備蓄をしています。そして天災は忘れた頃にやってくるものですから、懐中電灯やラジオ、長靴なども天災に備えて準備しているわけです。九州も時々熊本大地震後も中規模な地震が来ますが、そのたびに怖い思いをしています。私は老人ホームに勤務していますから、万が一の非常事態が起こった時のために倉庫いっぱいの何日か分の食料関係や先ほど書いた懐中電灯やラジオなどを用意しています。それと天災は忘れた頃にやってくるものですから年に2回火災訓練をしています。大きな老人ホームなので防災訓練の時は本当に多くの犠牲者が出ないように真剣に火災訓練に取り組んでいます。実際に入居者がフライパンを焦がすボヤ騒ぎもありました。しかし実際にそのようなことが本当に起こると火災訓練をやった様な行動は取れませんでした。人の命と言うのは何にも変えることが出来ません。本当に天災は忘れた頃にやってくるを肝に命じていきたいです。

天災は忘れた頃にやってくるを忘れない

2016年4月14日、16日熊本地震で被災しました。震源が浅く地鳴りのような音と、今まで体験したことのないような激しい揺れを感じ体が動きませんでした。実家で暮らしており、母と祖母と私の3人で14日の深夜から、近くの体育館に一時的に避難することに。その間も5分に1回余震があり、その度に避難している方は不安そうでした。しかし、朝になり余震はまだ収まっていませんでしたが、明るくなって気持ちも少し落ち着き、ほとんどの方は家に戻り初めました。私達も帰ることにしました。しかし、16日深夜またも震度7の地震があり飛び起きました。すぐに家族の安否を確認し無事でしたが、家具の位置がずれたり、倒れたりしました。すぐにまた近くの避難場所に行きました。2回も大きい揺れがあったので、しばらく避難所に泊まることになりました。1回目の揺れのあと自宅に戻った時にまた被災して亡くなられたり、閉じ込められたりした方もいました。私達家族は運がよかっただけです。もう来ないだろうと思って行動するのはとても危険だということを思い知らされました。一週間避難生活したあと、住んでいたマンションに被害は少なかったので帰りました。今回の震災で考えてもないことが急に起こると人はパニックになり無力だということがわかりました。「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉を忘れずに、天災がまた起きた際に、できるだけ冷静に対応できるように心がけたい。

天災は忘れた頃にやってくるとは

「天災は忘れた頃にやってくる」とは、天災はその恐ろしさを忘れた頃にまた起こるものというたとえで、いつ台風や地震などの災害が起きても大丈夫なように直後の心構えは忘れず日頃から用心するようにといましめることばです。これは地球物理学を専攻していた寺田寅彦という方の言葉です。
日本は地震大国です。最近では2016年に熊本で震度6を超える大地震も発生しました。避難所や生活困難者など今だに地震に悩まされている人が多くいます。地震だけでなく、台風や大豪雨や噴火などどんな天災もいつ起こるかわかりません。何が起こってもいいように常日頃から今まで起こった天災を忘れないようにすることが大切です。
私は今まで大きな天災を経験したことがなく、天災に対して現実味がありませんでした。しかし最近では天災が多く、いつ自分の身にも起こりうるかわかりません。ですので、非常用の防災リュックや、非常時にどこに集合するなど日頃から家族で話し合うようにしています。
いかに力のある人間でも天災には敵いません。何が起きても大丈夫なように自分の身は自分で守れるように「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉を忘れずに日々生活していくようにしなければなりません。