冥途の土産

【漢字】冥途の土産
【読み】めいどのみやげ
【意味】冥土の土産とも書く。冥途とは死者の魂の世界で安心して死を迎えること。ささやかな幸せが訪れていつ死んでも心残りがない。
【例文1】ひ孫の顔も見れて冥途の土産だなんて言わず長生きしてね。
【例文2】孫の結婚式にも出席できていい冥土の土産ができたよ。

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冥途の土産ってどんな土産か

よく「冥途の土産に持っていく」という言葉を耳にしますが、どのような意味なのでしょうか。
まず冥途、これを辞書で調べると仏語で死者の霊魂が行く暗黒の世界には地獄・餓鬼・畜生の三道があると記されていました。
よくおじいさん、おばあさんが冥途の土産に・・と言いますが暗黒の世界へのお土産ってことですかね。
何とも物騒な話です。次に冥途の土産で調べてみました。するとそれを手に入れたことで安心して死んでいけるなどの意味で使います。

よく使うときは高齢の老人方などが家族みんなで旅行に行った時や、何か楽しかったり嬉しかった出来事が起きた時に
「冥途の土産にする」などと冗談交じりに使います。
おじいさんおばあさんには死後も幸せな天国へ行ってもらいたいものです。