「一も二もなく」は、迷いなく即断する様子を表す慣用句

「一も二もなく」は、迷いなく即断する様子を表す慣用句です。「一」も「二」も考えずに、すぐに答えを出すという意味合いを持ちます。

意味のニュアンス

  • 強い意志:迷いやためらいがなく、確固たる意志に基づいて行動する様子を表します。
  • 迅速な決断:時間をかけて検討することなく、素早く判断を下す様子を表します。
  • 積極的な姿勢:消極的な態度ではなく、前向きに物事を進めようとする様子を表します。

例文

  • 彼からの告白に、一も二もなく「はい」と答えた。
  • 社長は、一も二もなく彼の提案を承認した。
  • 困っている人を見かけたら、一も二もなく助けの手を差し伸べよう。

類義語

  • 迷いなく
  • ためらいなく
  • 即座に
  • 躊躇なく
  • すかさず

「一二もなく」との違い

「一も二もなく」と「一二もなく」は、どちらも迷いなく即断する様子を表す慣用句ですが、「一二もなく」の方がより強い意志や積極性を強調するニュアンスがあります。

まとめ

「一も二もなく」は、迷いなく即断する様子を表す慣用句です。強い意志、迅速な決断、積極的な姿勢などのニュアンスを持つ表現として、様々な場面で使われます。

参考URL:
一も二もなく(いちもにもなく)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書