「矯めつ眇めつ」は、いろいろな角度からよくよく見るという意味の四字熟語です。
読み方
- ためつすがめつ
語源
- 「矯む(じっとねらいをつけて見る)」と「眇む(目をすがめのように細めて見る)」それぞれの連用形に完了の助動詞「つ」が付いたもの。
使い方
- 物事や人の様子を、あらゆる角度から注意深く観察することを表す際に使われます。
- 慎重さや丁寧さ、真面目さといったニュアンスを含みます。
例文
- 専門家は、鑑定書を作成するために、絵画を「矯めつ眇めつ」と調べた。
- 研究者は、新しい治療法を開発するために、資料を「矯めつ眇めつ」と読み込んだ。
- 裁判官は、証拠を「矯めつ眇めつ」と検討した上で、判決を下した。
類義語
- 精査する
- 検討する
- 研究する
- 分析する
- 吟味する
対義語
- 粗忽
- いい加減
- ぞんざい
- 杜撰
- 軽率
その他
- 「矯めつ眇めつ」は、骨董品や美術品などの鑑定を行う際に、よく使われる言葉です。
- また、学術研究や法律などの分野でも、資料や証拠を慎重に検討するという意味で、この言葉が使われます。
まとめ
「矯めつ眇めつ」は、物事や人の様子を注意深く観察することを表す四字熟語です。
慎重さや丁寧さ、真面目さといったニュアンスを含むため、様々な場面で活用できます。
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