旅の恥はかき捨て

【漢字】旅の恥はかき捨て
【読み】たびのはじはかきすて
【意味】旅先では知り合いもおらず、恥をかいてもその場限りである。
【例文1】旅の恥はかき捨てだから、気に入った女性に片っ端から声をかける。
【例文2】旅の恥はかき捨てで太った体系でも堂々温泉に入る。
【例文3】旅の恥はかき捨てで酔っ払う。

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旅の恥はかき捨てを絵に描いたような人

以前、勤務していた職場の旅行で、旅の恥はかき捨てを絵に描いたような人がいました。
評判は聞いていたのですが、予想通りというか予想以上に困った状況になってしまいました。

私はその時旅行の幹事の一人でした。
幹事でなければただ笑って過ごせたかもしれないことも、バスやバスガイドさんに多大な迷惑をかけたことが本当に申し訳ないと思いました。

困った行動を起こした本人は完全に酔っ払っていたので、その記憶がまったくありません。
それもまた困ったものですが、旅行のような非日常の場面になると、ハメを外しすぎる人がいるものです。

特に普段、さまざまな抑圧に押されて我慢している人が、お酒と場所の力を借りて暴走してしまうのかもしれません。
私からすれば、普段から少しずつ毒を吐いておけば、こんな醜態にはならないと思うのですが、酔って記憶がない人に言っても効果はありません。

それにしても、旅行関係者はこういう困った人を扱っていかないといけないので、本当に大変だと思います。
私も学生時代はツアコンの仕事に興味を持ったことがありましたが、果たしてやっていけたかどうかはかなり怪しいところです。

「人のふり見てわがふり直せ」ではないですが、旅行とは言え、ハメを外しすぎないように気をつけて楽しく旅をしたいです。

 

旅の恥はかき捨てとはいえども

『旅の恥はかき捨て』ということわざがあります。これは『旅先では自分を知る人もいないうえに、ずっとその土地に居座るわけでもないから、恥をかいてもその場限り』という意味です。ですがこの言葉には、続きがあるようにも思えます。

たとえば旅行をしに行って「旅の恥はかき捨てという言葉があるくらいだから」という気持ちで、旅行先でトラブルを起こしてしまったとしましょう。けれどトラブルを起こしても「どうせこの場限りだからどうでもいい」と考えてしまう人もいるかもしれませんね。ですが世の中には、不思議な巡り合わせがあるときだってあります。

旅行から帰ってきてまたいつもの生活に戻り、会社で仕事をするとします。
ある大企業と契約を結べたと喜んでいたら、その大企業の執行役員が、かつて自分が旅行先でトラブルを起こして怒らせてしまった相手だった、ということも有り得るでしょう。もし相手が自分の存在に気付き、「あのときトラブルを起こした人だ」と分かってしまったなら、契約を破棄されてしまうことだって可能性としてはあるに違いありません。

確かに『旅先で恥をかいてもその場限り』かもしれません。しかし『旅先で起こった問題はずっと残る』とは考えられませんか。いくら旅行で開放的な気分になったとしても、他人に迷惑をかける行為は慎むべきでしょう。