「魚心あれば水心」とは、相手が好意を示せば、自分も好意を持って接するようになるという意味の日本語の慣用句

「魚心あれば水心」とは、相手が好意を示せば、自分も好意を持って接するようになるという意味の日本語の慣用句です。

読み方

「ぎょしんあればすいしん」

由来

中国の故事から由来しています。魚が水を求める心があれば、水も魚を包み込む心を持つように、相手が好意を示せば、自分も好意を持って接するようになるという意味です。

類義語

  • 相思相愛
  • 情投意合
  • 互いに惹かれ合う
  • 心が通い合う
  • 気持ちが一致する

対義語

  • 相容れない
  • 水と油
  • 犬猿の仲
  • 猫と鼠
  • 敵対関係

例文

  • 彼から好意を寄せられているので、私も魚心あれば水心で接したい。
  • 彼とは魚心あれば水心で、すぐに仲良くなった。
  • 両国は長年対立していたが、ようやく魚心あれば水心になり、友好関係を築き始めた。

注意点

「魚心あれば水心」は、必ずしも相手が好意を持てば、自分も必ず好意を持てるという意味ではありません。あくまでも、好意が好意を生むという傾向を表した慣用句です。

英語表現

  • one good turn deserves another
  • scratch my back and I'll scratch yours
  • you reap what you sow
  • what goes around comes around
  • tit for tat

まとめ

「魚心あれば水心」は、人間関係における好意の循環を表す慣用句です。相手への好意が、自分への好意を生み出すことを期待して、積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。

参考URL:
「魚心あれば水心」とはどんな意味?いい意味と悪い意味の両方を理解して正しく使おう | Domani 知ってる?「魚心あれば水心」とは相手の好意で対応が変わること|使い方もご紹介