軌道に乗る

【漢字】軌道に乗る
【読み】きどうにのる
【意味】物事が計画したとおりに進む。
【例文1】ネット注文の導入で商売がやっと軌道に乗る。
【例文2】軌道に乗るまで10年かかった。
【例文3】ようやく軌道に乗る。

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お陰さまで軌道に乗るまで10年

軌道に乗るとは物事が順調になることです。よく商売をはじめてようやく軌道に乗ると使いますね。私が勤めている印刷会社の社長は1代で会社を続けた人です。最初は事務所も持たず、自宅の倉庫を自分たちで改装して決して立派だとは言えないが、事務所として何とか営業回りから始めたそうです。
顧客がついたところで新型機材を導入しないと時代の波にのれないと借金をして機械を導入しました。創立3年で従業員を営業回りと技術者2人増やしました。時間にも少し余裕ができ今の時代に合った工夫を考えました。まずは大量に刷る名刺をどうにかできないか試行錯誤のうえ周りの反応をみました。インパクトがないなどアドバイスを受けながら、繰り返し改良を重ねました。いい出来が仕上がると次は売り込みをしないといけません。何しろパソコンもなかった時代ですから情報が拡散されないのです。スーパーの掲示板に張り出したり、口コミで広げてもらったりなかなか年月はかかりました。時代はパソコンだという従業員の言葉にパソコンを3台導入しましたが、肝心のパソコンをこなせる従業員がいない・・これは募集をかけるしかなく、パートで私が採用されたというわけです。ネット注文も導入しておかげさまで多くの方に注文いただいております。