聞く耳を持たない

【漢字】聞く耳を持たない
【読み】きくみみをもたない
【意味】人の意見や発言を聞こうともしない者をいう。
【例文1】彼が聞く耳を持たないのは固執しすぎているからだ。
【例文2】聞く耳を持たないから失敗するんだよ。
【例文3】頑固で聞く耳を持たない。

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聞く耳を持たない頑固で素直でない人は成長しない

「聞く耳を持たない」とは「相手の助言や意見を聞くつもりがないさま、頑固で素直でないさまを意味する表現 」と辞書には意味が記載されています。

聞く耳を持たない人というのは、おそらく自分の周囲を見渡せば親子、友人、子弟関係など、ありとあらゆる場面で大勢いるのではないでしょうか。私も状況や他者との関係性によっては、その中の一人になり得るかもしれません。かなり適当に聞き流していることがあるからです。

この聞く耳を持たない関係性は、おそらく親子関係で一番顕わに出るのではないでしょうか。子どもと言うのは反抗期が一般的にはあり、親の言うことなど聞く気がないことがよくあると思います。親が一生懸命であればあるほど、子どもは余計に聞く耳をもたない状況を作るというのは意外と多いと思います。

しかし、成長するにつれ、「聞く耳を持たない」ということが自分にとっては何の得にもならないということに気付くときがあるでしょう。それに対して、なんでもよく人の意見やアドバイスなどに耳を傾け、質問などをしたりする人というのは、多かれ少なかれ何かしらの情報を聞く耳を持たない人よりはキャッチしています。それゆえ、聞く耳を持たない人よりは柔軟性に優れ、取捨選択を人生の中で上手にできるようになり、何かと自分の人生にプラスに生かせる可能性が増えるでしょうね。