「南船北馬」とは、しょっちゅう、あっちこっちと旅をすることをたとえていう四字熟語

「南船北馬」とは、中国南部の川や運河が多い地方では交通手段に船を使い、北部は山や平原が多いので馬での旅が多いということから、転じて、しょっちゅう、あっちこっちと旅をすることをたとえていう四字熟語です。

意味

  • 絶えず旅を続けること。
  • 各地にせわしく旅行すること。
  • 東奔西走。

例文

  • 新規事業を成功させようと、彼は南船北馬、ほとんど休日もとらない。
  • 営業マンは、南船北馬、顧客を訪問して回っている。
  • 旅作家は、南船北馬、世界中を旅している。

語源

  • 中国の南部は川や湖沼、運河が多いので船がよく用いられ、北部は平原や山岳地帯が多いので馬がよく用いられたことから。

類義語

  • 東奔西走
  • 諸方奔走
  • 飛び回る
  • 駆けずり回る
  • 走り回る

対義語

  • じっとする
  • 落ち着く
  • 動かない
  • 安住する
  • 留まる

英語表現

  • be constantly on the move
  • travel from place to place
  • be on the go
  • be always on the road
  • be a globetrotter

その他

  • この四字熟語は、江戸時代から使われている言葉です。
  • 「南船北馬」という言葉は、仕事 や旅行 など、様々な場面で使われます。
  • 「南船北馬」という言葉は、常に目標に向かって努力し続けること の大切さを教えてくれます。

まとめ

「南船北馬」という言葉は、絶えず旅を続けることや各地にせわしく旅行することを意味する四字熟語です。

仕事 や旅行 など、様々な場面で使われる便利な言葉です。

ぜひ、覚えておいて使ってみてください。

参考URL:
南船北馬(なんせんほくば)とは? 意味や使い方 - コトバンク