お鉢が回る

【漢字】お鉢が回る
【読み】おはちがまわる
【意味】お鉢とは炊きあがったご飯を入れる器のことで、大勢いるとなかなか回ってこないという由来から、面倒な役割りが順番に回ってくるという意味。
【例文1】とうとうPTA役員のお鉢が回ってきた。
【例文2】忘年会の幹事のお鉢が回る。
【例文3】清掃当番のお鉢が回る。

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避けていた飲み会幹事のお鉢が回る

私の会社は、1年間で3回必ず全員参加の飲み会を行い、その都度幹事が変わります。幹事の選出は、本社にいる部長が行いますが、幹事をやりたくなかった私は、部長に頼み込んで毎回避けていました。
しかし、遂に幹事のお鉢が回る時が来てしまい逃げることができず、なんとか幹事の役割を果たしました。
何故この時は逃げられなかったかと言うと、幹事経験が5回の人や私のように0回の人間がいたりと偏りができてしまい、唯一幹事未経験の私にお鉢が回ることになったのです。
それでも押し切って、幹事をやらない事もできましたが、さすがに悪いと思い諦めて幹事を引き受けました。
幹事になれていない私は、一次会の居酒屋の手配はバッチリでしたが、二次会の手配をしていなかったので、同期の同僚からかなりダメ出しされました。
年3回ある全員参加の飲み会は、必ず社長も出席する為、社長が宿泊する施設の手配も幹事の役割になっています。
飲み会での働きは不十分でしたが、社長の宿泊先探しには力を入れたので、後日部長から誉められました。
しかし、仕事をそっちのけにして宿泊施設探しをしばらくやっていたので、誉められても何だか気まずい感じでした。
また、その影響で仕事が遅れている事は言えませんでしたが、後からバレて部長から怒られました。
もう幹事は二度とやらないつもりです。