風が吹けば桶屋が儲かる

【漢字】風が吹けば桶屋が儲かる
【読み】かぜがふけばおけやがもうかる
【意味】風が吹いて桶屋が儲かるまでの流れは、風が吹く→土埃りが目に入って盲人になる→盲人が就くとされる三味線弾きになる→猫皮が必要になり猫が減る→猫が減るとネズミが増える→ネズミは桶をかじるから桶の需要が増えて儲かるという。ある出来事が原因で巡り巡っていい影響をもたらす意味。
【例文1】スマホが普及するとデコレーションが流行り雑貨屋が儲かる。風が吹けば桶屋が儲かるだ。
【例文2】ラインスタンプのお陰でクリエイターの仕事が増えた。風が吹けば桶屋が儲かる
【例文3】ロングヘアーが流行ればウイッグが風が吹けば桶屋が儲かる

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風が吹けば桶屋が儲かる」のおもしろい由来

私の友達に株をやっている人がいるのですが、彼はよく「風が吹けば桶屋が儲かる 」ということわざを口にします。「思いがけないことが株価に影響を与えることが少なくない」ということを、そのことわざで表現しようとしているのでしょう。
そのことわざを聞いた私は彼に、「でも、なんで風が吹けば桶屋が儲かるの?」と聞くと、彼は「知らない」とのこと。そこで、ネットで調べてみることにしました。すると、おもしろい由来があることがわかりました。
このことわざ、江戸時代の浮世草子『世間学者気質』の一節から取ったものだそうです。では、なぜ、風が吹くと桶屋が儲かるのか。その理屈は以下の通りです。
江戸時代のことですから、道は舗装されていません。ですから、風が吹くと土ぼこりが舞います。それが目に入ったために失明する人が増えます。
当時、失明した人は音曲で生計を立てることが多かったため、三味線の需要が増えます。三味線の皮は猫の皮を利用するため、三味線がよく売れるようになると、町中の猫の数が減少。
猫はネズミを捕るものですから、猫が減ればネズミの数が増えます。ネズミが増えると木の桶をかじられ、その結果、桶が売れるようになり、桶屋が儲かるというわけです。
なんだか、落語にでも出てきそうな話ですが、よくぞそんな話を思いついたものですね。