信賞必罰

【漢字】信賞必罰
【読み】しんしょうひつばつ
【意味】功績を上げた者には賞を与え、罪を犯した者には罰を厳格に行う。
【例文1】会社の昇進降格は勤続年数ではなく信賞必罰をもって決めるべきだ。
【例文2】信賞必罰の制度。

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信賞必罰を心がける社長

信賞必罰といえば、ブラック企業でもおなじみの言葉。罰は与えるけれど、賞は仕事となって返ってくる…ブラック企業あるあるの一つだと思います。しかし、もちろん正しく実行している経営者の方もいらっしゃいますよ。私が以前お世話になっていた会社の社長もそんな人の一人です。
基本的にやる気の無い人間がすごくお嫌いで、ある程度出来ているのであれば結果が出ているのだから文句は言わない。しかし、出来ないのに努力をしない。そういうタイプの社員はよく怒られていました。仕事で無理をする必要はなく、楽に出来るのであればそれが一番。そういうスタンスなので時に勘違いしてしまう人がいるんですよね。しかし、結果を出してこその話。結果も出せず努力もしない社員を見逃しはしません。
一方、結果が出ていなくても努力を続ける社員を見放すようなことはしません。人よりも作業が遅くミスの多かった新入社員がいたのですが、いつも残業とは別に居残りして勉強をしたり、私のところにも仕事を教えて欲しいと来ていました。とても素直で真面目な子だったと思います。社長はそれを見て、自ら効率の良い方法を教えていました。
結果を出せばボーナスもドンと出ます。そのためボーナスの金額を共有することは、暗黙のルールでタブーでした。